修理ガイド

ACE・プロテカのケースハンドル(持ち手)交換|5,500円(税別)〜

2019.10.27 公開/2026.09.25 更新

ACE・プロテカのケースハンドル破損と交換用パーツ

持ち手(ケースハンドル)を握ると表面がひび割れている、一部が欠けて中の芯が見えている——ACE・プロテカのスーツケースで、こうしたご相談をいただきます。当店の修理記録では、プロテカの修理依頼のうち半数以上がこのケースハンドルです。

先に結論をお伝えします。ACE・プロテカのケースハンドル交換は5,500円(税別)から。使用する部品は代用品で、当店の交換実績のうち純正部品が使えたのは2%未満です。料金はACE・プロテカとも同じですが、作業にかかる時間はプロテカの方が長くなる傾向があります(目安:ACE持込30分〜/プロテカ持込90分〜)。

料金と作業時間の目安

シリーズ料金(税別)お預かりの目安
ACE(プロテカ以外のシリーズ)5,500円〜持込30分〜/郵送2日〜
PROTECA(プロテカ)5,500円〜持込90分〜/郵送2日〜

金額は同じですが、店頭でお預かりする時間の目安が異なります。布・革製のハンドルの場合は別料金になりますので、その旨をご相談時にお知らせください。料金一覧を見る

プロテカは、なぜ時間がかかるのか

プロテカは日本製にこだわった精度の高い作りが特徴のシリーズです。ケースハンドルの取り付け部も、他のACEシリーズより内装側からの固定がしっかりしているモデルが多く、内装を外して作業する工程が必要になる分、店頭での作業時間が長くなります。当店では内装を傷つけないよう配慮しながら作業していますが、その分、同じ交換内容でもACEの他シリーズより時間をいただいています。

実際の交換例

今回ご紹介する事例は、ミッキーマウスとのコラボモデルのプロテカです。

ミッキーマウスコラボのプロテカのスーツケース

持ち手の表面が割れて、中の芯がむき出しになっていました。下に置いているのが交換用の代用パーツです。

ひび割れたケースハンドルと交換用の代用パーツ

このように表面のゴム・樹脂部分が劣化してひび割れる、あるいは欠けてしまうのが典型的な症状です。内部の金具(取り付けベース)まで壊れていなければ、ハンドル部分だけの交換で対応できます。

交換する前に、お伝えしていること

ACE・プロテカ向けの純正ハンドル部品は入手できないことが多く、当店の交換実績(ACE・プロテカ合計407件)のうち純正部品を使えたのは4件(1.0%)でした。実際にお渡しする前に、次の点をお伝えしています。

  • 見た目や性能をお選びいただくことはできません。取り付けの確実さを優先して当店で部品を選びます
  • 色や形がもとの部品と異なる場合があります
  • 取り付け穴を増やす必要があり、リベット金具が増えることがあります
  • 布・革製のハンドルの場合は、樹脂ハンドルとは別の料金体系になります

当店の記録では、プロテカの修理依頼の52.6%がケースハンドルでした

2025年4月から2026年9月7日までに受け付けたプロテカの修理明細344件のうち、ケースハンドルが181件(52.6%)と最多でした。次いでキャスター103件(29.9%)、伸縮ハンドル24件(7.0%)です。同じ期間のACEでは、明細139件のうちケースハンドルは30件(21.6%)で、キャスター48件(34.5%)に次ぐ2番目に多い修理箇所でした。

プロテカをお使いの方からのご相談は、キャスターよりもケースハンドルの方が多いということです。

よくあるご質問

Q. ACEとプロテカで、ハンドル交換の料金は違いますか?

A. 料金は同じ5,500円(税別)からです。ただし店頭でお預かりする作業時間の目安は異なり、ACEが30分〜、プロテカが90分〜です。プロテカは内装側からの固定がしっかりしているモデルが多く、その分作業に時間がかかります。

Q. 純正部品での交換はできますか?

A. 当店の交換実績では、ACE・プロテカ合計407件のうち純正部品が使えたのは4件(1.0%)でした。ほとんどの場合、代用品での交換となります。純正部品の入手可否は現物を確認してからのご案内になります。

Q. 代用品での交換は見た目が変わりますか?

A. 色や形がもとの部品と異なる場合があります。取り付けの確実さを優先して部品を選ぶため、デザインをお選びいただくことはできません。見た目を重視される場合は、ご相談の際にその旨をお伝えください。

Q. 布製・革製のハンドルの場合も同じ料金ですか?

A. いいえ、別の料金体系になります。今回ご案内した5,500円(税別)からは、硬質の樹脂グリップタイプの料金です。布・革製の場合は作製や縫製の工程が加わるため、お写真を確認してから料金をご案内します。

Q. プロテカはケースハンドル以外に、どんな修理が多いですか?

A. 当店の記録では、ケースハンドル(52.6%)に次いでキャスター(29.9%)、伸縮ハンドル(7.0%)の順に多くなっています。キャスターの音や走行についてのご相談はキャスターの音から原因を見分けるページ もご参照ください。

まとめ

  • ACE・プロテカのケースハンドル交換は5,500円(税別)〜。料金はどちらも同じ
  • 作業時間の目安はACE持込30分〜、プロテカ持込90分〜。プロテカは内装側からの固定が多く時間がかかる
  • 純正部品が使えるのは稀(当店実績で407件中4件・1.0%)。ほとんどが代用品での交換になる
  • 当店のプロテカの修理依頼は52.6%がケースハンドルで、キャスターより多い
  • 布・革製のハンドルは別料金。硬質樹脂グリップかどうかをご確認のうえご相談ください

ACE・プロテカのハンドル修理のご相談

持ち手全体が写った1枚と、割れ・欠けている部分に寄った1枚をLINEかWebフォームでお送りください。硬質樹脂・布・革のどのタイプかが分かると、お見積りがスムーズです。

お店での修理をご希望の方は来店修理の流れ、遠方の方は郵送修理の流れをご覧ください。